中学生や高校生なら、できるだけ早く身長を伸ばす方法を実行しておきたい時期。
成長期のピークは男子が11歳~16歳、女性が10歳~15歳といわれており、18歳になるころには骨端線が消えて成長がストップしてしまいます。
ですので中学生や高校生は、身長を伸ばすラストスパートの時期といえるのです。
でも「どうすれば良いの?」と、迷っている親御さんもいらっしゃるかもしれません。
そこでこちらのページでは、身長を伸ばすために中学生や高校生が今すぐ実行できる方法をご紹介します。
子供の成長に影響する運動・睡眠・食事のことを知れば、「もうひと伸び」を後押ししてくれますよ。
中高生の身長を後押しする要素その1【運動】
中学生や高校生の身長を伸ばすために大切なのが運動です。
身体を動かすと細胞が刺激を受け、骨が成長し身長も伸びやすくなります。
スポーツ
中学生や高校生が身長を伸ばしたいなら、スポーツをして体を動かしましょう。
テニス・自転車・鉄棒・縄跳びなど、全身を使うスポーツが良いでしょう。
跳んだり跳ねたりするバスケットボールやバレーボールなども身長を伸ばしやすいと言われています。
またスクワットやモモ上げなど、道具が不要でどこでもできる運動もおすすめです。
体を動かす
日常生活でできる中学生や高校生の身長を伸ばす方法が、「できるだけ体を動かす」です。
走る歩くはもちろん、エレベーターやエスカレーターではなく階段を使う、電車やバスでは座らずに立つだけでも効果は期待できます。
今からすぐできる簡単な方法ですので、普段運動する習慣がない中学生や高校生でも行いやすいです。
インドア中心の生活で体を動かさないと、細胞が刺激を受けないため成長しにくくなってしまいます。
音楽鑑賞や読書などは人間形成に必要な要素ですが、座ってばかりの生活にならないように注意をしましょう。
筋トレやぶらさがり
中学生や高校生の身長が伸びている間は、筋トレはほどほどにしたほうがいいでしょう。
激しいウエイトトレーニングは関節に不可がかかりやすく、成長を止めてしまう危険性があるためです。
成長期の激しい筋トレは身長を伸ばすチャンスを逃してしまうとも言えます。
また、鉄棒やぶらさがり健康器でぶらさがっても身長は伸びません。
筋肉や関節を伸ばすと身長が伸びるようなイメージがありますが、一時的に骨の間にある部分を膨張させるだけで放っておけばもとに戻ってしまいます。
ぶらさがりには骨を成長させる効果はないのです。
運動のしすぎ
中学生や高校生が身長を伸ばすために運動はおすすめですが、やりすぎには注意が必要です。
疲れすぎてしまうと、せっかく摂った栄養が成長ではなく筋肉の修復に使われてしまうためです。
休息をとりつつ、適度に運動をするようにしましょう。
運動後
中学生や高校生がしっかり運動した後は、栄養補給を忘れないようにしましょう。
運動後は効率よく栄養素を摂り入れることができる絶好のタイミングなので、成長サポートサプリメントなどですばやく補給してあげたいですね。
中高生の身長を後押しする要素その2【睡眠】
中学生や高校生が身長を伸ばしたいなら、睡眠時間を有効活用するのがおすすめです。
質の高い睡眠をすることが、中高生の身長を伸ばす方法になります。
睡眠時間の確保
中学生や高校生なら毎日8時間~9時間は寝るようにしましょう。
睡眠中は軟骨の細胞を増やし身長を伸ばす成長ホルモンが分泌されやすく、就寝後3時間後くらいに分泌量が増えると言われています。
寝不足になると成長ホルモンが十分に分泌されなくなり、成長しなくなってしまう恐れがあるのです。
中学生や高校生は就寝時間が遅くなり、0時過ぎに寝るというケースも少なくないようです。
身長を伸ばしたいなら可能な限り22時までに寝るのが理想です。
遅くても0時前までには寝るようにしてください。
寝る前のスマホ
寝る直前までスマホをいじるのはやめましょう。
ブルーライトを見て寝ると脳が休めなくなり、熟睡できなくなります。
成長ホルモンは熟睡中に分泌量が増える性質があります。
スマホを見て寝ると睡眠の質が下がり、成長ホルモンが分泌されにくく成長を妨げてしまうのです。
中学生や高校生になるとSNSやゲームをしたりと、つい寝る前にスマホを触りたくなってしまうものです。
「スマホは何時まで」など、決まりごとを作っておくと良いでしょう。
睡眠前の食事
中学生や高校生の食事は寝る2時間~3時間前には済ませておきましょう。
食後の血糖値が高い状態で寝てしまうと、成長ホルモンが分泌されにくくなるためです。
部活や塾などで帰宅が遅くなってしまうときは、帰宅後の食事を軽く済ませるのがおすすめです。
お腹が空いて我慢できないときは、豆乳や豆腐、ヨーグルトなど消化が良いものにしておきましょう。
睡眠不足
睡眠不足になると性ホルモンの抑制力が弱くなり、成長が止まってしまう可能性があります。
性ホルモンは成長ホルモンの分泌を止めるため、同時に軟骨細胞の分裂も止まってしまいます。
性ホルモンを抑制するのがメラトニンなのですが、睡眠不足になるとメラトニンが出なくなるんですね。
結果、身長が伸びなくなるワケです。
たくさん眠ることは、性ホルモンによる成長の止まりも防止してくれるのです。
中高生の身長を後押しする要素その3【食事】
中学生や高校生の身長を伸ばすために大切なのが食事です。
成長期に必要な栄養を正しく摂ることが、身長を伸ばす方法の一つになります。
タンパク質
タンパク質は中学生や高校生の骨の成長に必要な栄養素です。
身長を伸ばすために摂れば良いと思われがちなカルシウムは、骨の密度を高めるもので骨を成長させる効果はありません。
骨を成長させ身長を伸ばすためには、タンパク質も一緒に摂る必要があるのです。
牛乳だけでなくた肉・魚・納豆・チーズ・ナッツ類・卵などでタンパク質を積極的に摂るようにしましょう。
また、タンパク質やカルシウムの吸収を高めるビタミン類、マグネシウムなどもおすすめです。
成長ホルモンを増やす成分
中学生や高校生の成長ホルモンの分泌を助ける成分が、アルギニンとオルニチンです。
運動後は成長ホルモンの血中濃度が高くなると言われており、成長をサポートする効果が期待できるでしょう。
アルギニンは大豆・卵・マグロ・にんにくなどに、オルニチンはしじみ・チーズなどに多く含まれています。
よく噛んで食べる
中学生や高校生の食事は、ゆっくりとよく噛んで食べるようにしましょう。
噛むと唾液や胃液が出やすくなり、消化・吸収力がアップします。
成長に必要な栄養を体に取り込みやすくなるため、身長が伸びやすくなるのです。
一口で15回くらいは噛むのが良いですね。
糖分や脂質の多い食べ物
中学生や高校生なら、糖分や脂質は摂りすぎないように注意をしましょう。
ファストフードは脂質が多くカロリーが高くおすすめできません。
また、お菓子やジュースが好きなことも多いと思いますが、糖分過多になりやすいです。
摂りすぎるとビタミンやミネラルが無駄に消費されてしまうので、成長に良くない影響が出る可能性が高くなってしまいます。
栄養補給
バランスの良い食事で中学生や高校生の成長に必要な栄養を摂るのが理想的ですが、食事だけで補うのは大変です。
そこで、成長サポートサプリメントで補うのも身長を伸ばす方法のひとつです。
特に20種類あるアミノ酸は、バランスよく摂取することが必要。
ひとつでも不足すると、たくさん摂ったアミノ酸の働きも弱くなってしまいます。
ですので、成長サポートサプリメントで上手に補うのは賢い方法といえるでしょう。
中学生や高校生を対象にした成長サポートサプリメントは食前や食後、運動後に飲むと吸収が良くなり効果的ですよ。